ラオスでは本を読むという習慣がほとんど無く、教科書等ではない娯楽としての書籍が読まれるようになり始めたのはほんの十数年前からのことである。
西欧人は多くの人々がたくさんの本を読んでいる。
フランスやスペインなどヨーロッパ諸国やオーストラリアを訪れた際、カフェで本を読む現地人の姿を頻繁に見かけた。
また、東南アジアを旅している中でも、移動中の長距離バスや鉄道、ゲストハウスやホテルのラウンジ、さらにはプールサイドにおいてまでも読書をする西洋人旅行者の姿を見ることができた。
対してラオ人は、ほんの一部の大学生や研究者が英語やタイ語の本を読むことを除いては、ほとんどの人は日常で本に触れることはほとんどないだろう。
「Big Brother Mouse」
ルアンパバーンを拠点とするラオスの子供たちに本を広めるボランティア団体であり、